上天草|海辺で出会う、からだ想いのクラフトドーナツと自家焙煎コーヒー

上天草|海辺で出会う、からだ想いのクラフトドーナツと自家焙煎コーヒー

熊本市内から天草方面へ車を走らせ、大矢野島へ。

海沿いの道を進んだ先にある「麻こころ茶屋(まこころちゃや)」は、オリジナルのクラフトドーナツ「the EMERALD donuts」と、自家焙煎のスペシャルティコーヒーを楽しめるお店です。

24時間利用できるベンディングマシンや、個性豊かなドーナツ、作家ものの器が並ぶ店内など、ここならではの魅力がたくさん。

天草ドライブの途中、少し寄り道して訪れたくなる「麻こころ茶屋」をご紹介します。

海のそばで、ドーナツとコーヒーを。わざわざ訪れたくなる「麻こころ茶屋(まこころちゃや)」

海を眺めながら向かう、大矢野島の一軒

天草の入り口に位置する「大矢野島」。

観光物産施設「さんぱーる」を過ぎ、海を左手に眺めながら車を走らせていくと、道沿いに緑に囲まれた「麻こころ茶屋(まこころちゃや)」さんが見えてきます。

大通りから少し離れた場所にあり、周囲に広がるのは海と港町の穏やかな景色。お店へ向かう道中から、天草らしいのんびりとした空気を感じられます。

店舗には7台程度の駐車スペースが用意されています。時間帯によっては混み合うこともあるため、近隣への路上駐車・停車は避けましょう。

また、営業日や営業時間が変更される場合もあるので、お出かけ前に公式サイトInstagramの営業カレンダーを確認しておくと安心です。

 

緑に囲まれた、海辺の心地よい空間

お店の周りには植物が生い茂り、建物全体が緑に包まれるような佇まい。すぐそばには海が広がり、街中のカフェとはひと味違う、ゆったりとした時間が流れています。

店内へ足を踏み入れると、木の温もりを感じる家具や色鮮やかな器、個性的な雑貨が並び、外から眺めるのとはまた違った表情を見せてくれます。

そして、取材時に出迎えてくれたのは2匹のわんちゃん。こちらに近づいてきたり、店内でのんびりと過ごしていたり、自由気ままに過ごす姿も、この場所の穏やかな雰囲気によく馴染んでいました。

店内で過ごすなら、海を望めるテラス席もおすすめ。ドーナツとコーヒーを片手に、潮風を感じながらひと休みするのも気持ちよさそうです。

 

24時間楽しめる、ベンディングマシン

「麻こころ茶屋」さんを訪れたらチェックしておきたいのが、店舗横に設置されたベンディングマシン(自動販売機)

こちらでは、「the EMERALD donuts」のドーナツや自家焙煎のコーヒー豆などを24時間購入することができます

ガラス張りになった庫内には商品が並び、一般的な自動販売機とは少し違った見た目も印象的。「営業時間には間に合わないけれど、ドーナツを買って帰りたい」というときにも利用できるのがうれしいところです。

ドライブの途中に立ち寄ったり、天草からの帰り道にお土産を購入したりと、時間を気にせず利用できるのも魅力のひとつ。

商品は随時補充されていますが、時間帯によっては売り切れている場合もあります。

 

おから×熊本県産小麦。こだわりのクラフトドーナツ

「麻こころ茶屋」さんの看板商品が、オリジナルブランド「the EMERALD donuts」。生地には、おからと熊本県産小麦を半々の割合で使用しています。

おからを使うという現在のスタイルには、お店のこれまでの歩みも関係しているのだそう。「麻こころ茶屋」さんが始まったのは2002年。オーナーの小澤麻裕さん・朋子さん夫妻が、埼玉県で1台のワゴン車を改装した“旅するカフェ”としてスタートしました。

その後、熊本との縁をきっかけに移住し、2012年春に現在の大矢野島へ。2026年4月には創業24周年を迎えています。

長く大切にされているのが、「美味しくて体が元気になる」という考え方。ドーナツには乳化剤や保存料などの添加物を使用せず、素材にもこだわって作られています。

おからと熊本県産小麦から生まれる生地は、しっとりとしながら食べ応えもあり、素朴な風味。華やかなトッピングだけではなく、生地そのもののおいしさを楽しめることも「the EMERALD donuts」の魅力です。

 

定番から個性派まで。ドーナツメニューを実食

注文は、店内に設置されたセルフオーダーキオスク端末から。テイクアウトはもちろん、テラス席やカフェを利用する場合も、こちらの端末で商品を選びます。

画面には、プレーンやきなこ、シナモンといった親しみやすいフレーバーから、チャットマサラ黒蜜きなこなど、思わず気になるものまでずらり。

季節やタイミングによってラインナップが変わるため、その日に並ぶドーナツとの出会いを楽しめるのも魅力です。

今回は、その中から3種類のドーナツをテイクアウトしました。

 

●プレーン 378円(税込)

「the EMERALD donuts」の生地をじっくり味わうなら、プレーンがおすすめ。ほんのりとした甘さで、おからと熊本県産小麦を使った生地そのものの風味がしっかりと感じられます。

しっとりとした食感も心地よく、シンプルながら満足感のある一品でした。

 

●きなこ 378円(税込)

表面には、きなこがたっぷり。口に入れた瞬間にきなこの香ばしさが広がり、ドーナツ生地のやさしい甘みとよく合います。

ふんわりとした生地ときなこの組み合わせはどこか懐かしく、素朴だからこそ、ついもうひと口食べたくなる味わいです。

 

●チャットマサラ 432円(税込)

袋を開けると、まず感じるのがスパイスの香り。ひと口頬張ると、やさしい甘さの生地に、カレーを思わせるスパイシーな風味がふわりと広がります。

甘さのあとから塩気とスパイスが重なり、食べ進めるほどにクセになる味わい。「甘いだけではないドーナツを食べてみたい」という方にも試してほしい、個性の光る一品です。

 

3種類を食べ比べてみると、それぞれ個性がありながらも、ベースとなる生地のおいしさは共通。何種類か選んで、家族や友人とシェアして楽しむのもおすすめです。

購入時の紙袋には、当日中に食べきれなかった場合の保存方法も記載されています。ラップなどで密閉して冷蔵・冷凍保存し、食べるときにはアルミホイルで包んでトースターで温め直すと、おいしくいただけるのだそう。

遠方から訪れたときにも、安心して持ち帰れるのがうれしいですね。

 

自家焙煎コーヒーと、ゆっくり巡りたい店内

ドーナツと並ぶ、もうひとつの楽しみが自家焙煎のスペシャルティコーヒー。店内には本格的な焙煎機が置かれ、選び抜かれたコーヒー豆を自家焙煎しています。

ホットコーヒーをはじめ、カフェラテやカプチーノなどのドリンクも揃い、ドーナツとの組み合わせを楽しめるのも魅力です。コーヒー豆も販売されているので、自宅用はもちろん、コーヒー好きな方へのお土産にもよさそう。

そして、注文を終えたあとも、ぜひ店内をゆっくり見て回ってみてください。

棚には、ピンクや黄色など鮮やかな色合いのマグカップや小皿をはじめ、作家ものの器や雑貨が並んでいます。なかには「TINY TOWN TALK POTTERY」の器も。幾何学模様やカラフルなデザインが目を惹き、1つひとつ眺めているだけでも楽しめます。

店内の一角には、麻こころ茶屋オリジナルの加工食品も並んでいます。天草の海塩や、杏仁豆腐が手軽に作れる杏仁豆腐の素、オーガニック紅茶とスパイスを合わせたチャイミックス、フルーツを使ったジャム「モスタルダ」など、お土産にぴったりの食品が揃っています。

ドーナツを選び、コーヒーを楽しみ、器や食品を眺める。ひとつのお店の中で、いろいろな“好き”に出会えるのも「麻こころ茶屋」さんならではです。

 

海辺の寄り道を楽しむ、やさしい時間

大矢野島の海辺で、クラフトドーナツと自家焙煎コーヒーを届ける「麻こころ茶屋」さん。おからと熊本県産小麦を使った「the EMERALD donuts」をはじめ、24時間利用できるベンディングマシン、こだわりのコーヒーや器など、訪れる楽しみが随所に散りばめられています。

お目当てのドーナツを買ってドライブを続けるのも、海を眺めながらコーヒーと一緒にゆっくり味わうのもよし。

天草へ出かける日は、海沿いを少し寄り道して「麻こころ茶屋」さんを訪れてみてはいかがでしょうか。

INFORMATION

店名:

麻こころ茶屋

住所:

熊本県上天草市大矢野町上6586−3

電話番号:

なし

営業時間:

10:30〜16:30
※ドーナツは売り切れ次第終了

定休日:

不定休
※詳しくは公式Instagramをご確認ください。

一人当たりの予算:

¥1,000〜¥2,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
una.

una.

副編集長

はじめまして、una.です。 日常の“いいな”と思った一瞬を撮るのが好きで、カメラ片手においしいものや景色を追いかけています。 「una.」という名前には、スペイン語で”ひとつ”を意味する言葉から、日々のたったひとつの瞬間をまっすぐに伝えたい、という想いを込めました。 街の息づかいを感じたまま写真にして、読んでくださる皆さんにも同じ空気をそっと届けられたら嬉しいです。 わんこが好きで、家では3匹の子たちと暮らしています。 散歩をしながらみつけたお店や、街に漂うローカルの空気感も含めて、これから熊本ならではの“おいしい・たのしい”をゆるっとお届けしていきます✎𓂃 よろしくお願いします。