三角|海を望む食事処で味わう、自家製ところてんと欲張り海鮮ランチ

三角|海を望む食事処で味わう、自家製ところてんと欲張り海鮮ランチ

熊本県宇城市三角町、宇土半島の先端に広がる三角浦。 目の前に海が開けたこのエリアに、天丼、海鮮丼、自家製ところてんと、海の恵みを気軽に楽しめる食事処があります。

海を望む座敷やテーブル席でゆっくりと過ごせるこのお店では、天ぷらも海鮮丼も食べたい、そんな欲張りな気持ちに応えてくれるメニューが揃っています。今回は、そんな海辺の食事処の魅力をたっぷりとお伝えします。

海を眺めながら、欲張りな気持ちを満たすひとときが過ごせる「御食事処大丸(だいまる)」

アクセス

「御食事処大丸」さんは、熊本県宇城市三角町三角浦にあります。

お店に向かう道沿いには、青く澄んだ海と、こんもりとした緑の山が向かい合うように広がる景色が続きます。海沿いの道を進んでいくと、砂利敷きの広い駐車場が見えてきて、その先にガラス張りの建物が現れます。

山を背に、海に向かって開けたロケーションは、ドライブがてら立ち寄るのにもぴったり。

車を停めて店内に向かう間も、潮の香りと開放感を感じられる、そんな道のりです。

 

海と山にはさまれた特等席、大丸への道のり

店の少し手前まで来ると、オレンジ色に「御食事処 大丸」、その下に「天丼」と書かれた大きな看板が見えてきます。

緑の山を背に堂々と立つこの看板が、遠くからでも「着いた」と分かる目印になってくれますよ。

道路脇には「吉本水産のブランド車海老 大丸海鮮丼」と書かれたスタンド看板も。看板の写真には、大きな車海老と魚介がのった丼が写っていて、思わず足を止めてしまいそうになります。

ブランド車海老を使った看板メニューがあることも、ここで知ることができました。

黒い瓦屋根と白い壁が印象的な建物は、松の盆栽が飾られた玄関先も含めて、どこか落ち着いた佇まい。

ガラス張りの引き戸越しには、店内の様子と、その先に広がる海がちらりと見えますよ。

三角浦の海は、真っ青な空とのコントラストが美しく、沖には小さな緑の山がぽつんと浮かんでいるのが見えます。堤防沿いには石がごろごろと転がる磯場が広がり、地元の漁船が行き交う様子も見られます。このあたりは宇城市ならではの、海と山が寄り添うように共存する景色が魅力。

お店に向かうまでの道のりそのものが、すでに小さな小旅行のような気分にさせてくれます。

 

潮風とともに過ごす、寛ぎの座敷とほっとするひとこま

店内に入ると、まず目に入るのが海に面した座敷席です。木の柱と障子のような衝立で仕切られたこの席からは、大きな窓越しに海を望むことができ、開放的でありながら落ち着いた雰囲気が漂います。壁には「」の文字が書かれた書が飾られ、和の趣を感じさせてくれますよ。

もう一方には、木のテーブルと椅子が並ぶお部屋も。こちらには「吉祥大吉」と書かれた大きな書が飾られ、家族連れやグループでの利用にも使いやすいレイアウトになっています。

店内の一角には、大きな水槽が置かれていて、鮮やかなオレンジ色の魚がゆったりと泳ぐ姿を眺めることができます。

食事を待つ間、ふと目をやると癒される、そんな小さな楽しみもありますよ。

また、地元作家によるハンドメイドアクセサリーが並ぶコーナーもあり、青いガラス玉をあしらったピアスやネックレスを食事の前後にのぞいてみるのも楽しそうです。

壁の一角には、訪れた芸能人やアナウンサーによるサイン色紙がずらりと飾られていて、地元テレビでもたびたび紹介されている人気店であることがうかがえます。

「大丸さんありがとう」「美味しかったです」といった温かいメッセージが並び、長く愛されてきたお店の歴史を感じさせてくれますよ。

入口の扉の横には「いらっしゃいませ」と墨で書かれた木の看板もさりげなく掛けられていて、これから始まる食事への期待感を高めてくれます。

入口には「当店のお料理はご注文をいただいてから心を込めて一品ずつ丁寧にお作りしております」というお知らせも掲示されていました。土日祝日や混雑時には、料理の提供までに40分〜2時間ほどお待ちいただく場合があるとのことなので、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。

注文はテーブルに置かれたQRコードから、スマートフォンでかんたんに行うことができます。

飲み物はセルフサービスで、黒烏龍茶や玄米茶、冷水やお湯をコールド・ホットどちらでも自由に用意できるので、食事の合間に何度でも自分のペースで注げるのもうれしいポイントです。

店内には、自家製のところてんをイメージしたイラスト入りののれんも飾られていて、お店の看板メニューのひとつであることが伝わってきます。

レジの近くには「心太、何と読むでしょうか?」というクイズの貼り紙もあり、答え合わせをしながら待つのも楽しい時間になりそうです。

また、自家製のところてんはテイクアウトもできるようで、1人前380円2〜3人前650円のパックが並んでいるのを見かけました。タレもところてんもすべて自家製とのことなので、おみやげとして持ち帰るのもよさそうですね。

 

天丼も海鮮丼もシャクも、欲張りに味わう海の幸たち

「御食事処大丸」さんのメニューは、天丼、海鮮丼、ところてんと幅広いラインナップ。

海鮮丼は並と上の2種類があり、上は並より種類・量が増える仕様になっています。天丼は、えびとイカを使った「えびイカ天丼」のほか、地元で「シャク」と呼ばれる食材を使った「さざ波天丼」がラインナップ。シャクはえび以上のうまみがありながら、かにより手頃に楽しめるといわれる、熊本の海ならではの食材です。

海鮮丼が食べたい、でも天ぷらも食べたい、そしてシャクも気になる。そんな欲張りな気持ちに応えてくれるのが、今回いただいた「海鮮丼とエビ・シャク天の食べ比べランチ」です。

 

海鮮丼とエビ・シャク天の食べ比べランチ 2,480円(税込)

運ばれてきたのは、海鮮丼、エビ天、シャク天、吸い物、香の物がひと皿にまとまった贅沢な組み合わせ。海鮮丼には炙りガツオ、たこ、たい、かんぱちといった魚介に、トマトやきゅうりが添えられていて、彩りも豊かです。炙りガツオは香ばしさがしっかりと感じられ、たこはぷりっとした弾力のある食感。

かんぱちはクセがなく、するりと食べられます。トマトとキュウリのみずみずしさが、魚介の味わいの合間に爽やかさを添えてくれました。

添えられていたシャク天は、殻ごとパリッと香ばしく揚げられていて、かじるたびに中からぎゅっと詰まった濃厚な旨みがあふれ出します。塩加減も絶妙で、ぷりっとした食感と上品な海の香りが口いっぱいに広がり、思わず笑顔になってしまうおいしさ。

ときには身の中に卵が入っていることもあるそうで、出会えたら少し得した気分になれるのも魅力のひとつです。えびよりも濃厚な旨みがありながら、かにより手頃に楽しめるといわれる、熊本の夏ならではの味覚として親しまれているのも納得のひと皿でした。

なお、天ぷらの中身は季節や仕入れ状況によって変わることがあるようで、シャクやえびのほかにも、キスや鱧など、その時々に仕入れられる旬の魚介が登場することもあるのだとか。訪れるタイミングによって違う食材との出会いを楽しめるのも、このお店の魅力のひとつといえそうです。

 

食べ比べランチとは別に、天丼メニューや海鮮丼メニューからいただいたのがこちらです。

さざ波天丼(並) 2,380円(税込)

大きなえび天が主役のこちらは、仕入れられる数に限りがあるため数量限定となっており、日によっては入荷がない日もあるとのことなので、出会えたときはうれしい発見になりそうです。

さくさくの衣を割ると、中には大きくぷりぷりとした身がぎっしり。噛むほどに海老本来の旨みが広がっていく、食べ応え十分な一尾でした。

 

海鮮丼(上) 2,480円(税込)

帆立の貝殻を器代わりにあしらった盛り付けは、見た目にも華やか。まぐろ、サーモン、ハマチ、たこ、しらす、ずわいがになどが彩りよく盛り込まれ、トマトやきゅうり、レモンが彩りを添えています。

まぐろは柚子の皮を添えていただくと、爽やかな香りがふわりと鼻に抜けていきます。

炙りの香ばしさが感じられる一切れや、クセのない白身も並んでいて、1杯でいろいろな味わいを楽しめるのが魅力です。ずわいがにはほんのりとした甘みがあり、しらすのぷちぷちとした食感も楽しいアクセントになっていました。

なお、上は並より種類・量が増える仕様になっており、海鮮丼は仕入れ状況によって魚の種類が変わることがあるとのことでした。訪れるタイミングによって、盛り込まれる魚介が今回とは異なる場合もありそうです。

 

生ところてん(小) 150円(税込)

食事の締めくくりにいただいたのが、こちらです。収穫から調理まですべて自家製で仕上げているという、テングサから作るところてん。女将特製の甘酢がかけられていて、甘じょっぱい味わいが特徴です。クセのないつるりとした喉ごしで、甘酢の甘みがほんのりと感じられ、天ぷらや海鮮丼を食べたあとの箸休めにもちょうどよく、暑い季節にはさっぱりといただける一品でした。

 

海を望む席で、心のこもったひと皿と出会う

海と山に挟まれた三角浦の景色を眺めながら、天丼、海鮮丼、ところてんと、海の恵みをまとめて楽しめる「御食事処大丸」さん。1品ずつ丁寧に仕上げられる料理と、座敷でゆったり過ごせる空間は、ドライブの合間に立ち寄るのにもぴったりです。

海鮮丼もシャク天も欲張りに味わいたい方は、ぜひ食べ比べランチから試してみてはいかがでしょうか。三角浦の海を眺めながら過ごす、のんびりとしたひとときを楽しんでみてくださいね。

INFORMATION

店名:

御食事処大丸(だいまる)

住所:

熊本県宇城市三角町三角浦1403−14

電話番号:

0964-52-2529

営業時間:

[平日]11:00〜16:00
[土日祝]11:00〜18:00

定休日:

水曜日

一人当たりの予算:

¥1,000〜¥2,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
una.

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副編集長

はじめまして、una.です。 日常の“いいな”と思った一瞬を撮るのが好きで、カメラ片手においしいものや景色を追いかけています。 「una.」という名前には、スペイン語で”ひとつ”を意味する言葉から、日々のたったひとつの瞬間をまっすぐに伝えたい、という想いを込めました。 街の息づかいを感じたまま写真にして、読んでくださる皆さんにも同じ空気をそっと届けられたら嬉しいです。 わんこが好きで、家では3匹の子たちと暮らしています。 散歩をしながらみつけたお店や、街に漂うローカルの空気感も含めて、これから熊本ならではの“おいしい・たのしい”をゆるっとお届けしていきます✎𓂃 よろしくお願いします。