
大江|女店主の情熱を感じる、こだわりの麺屋
熊本・大江エリアで本当に美味しい担々麺をお探しなら、ぜひ訪れてほしいお店があります。
産業道路沿いに佇む黄色いお店「一連(いちれん)」さん。
そこでは、店主の情熱が溶け込んだ、辛くて旨い、記憶に残る一杯に出会えます。
辛さが旨味に変わる瞬間。本気の一杯に出会える「博多麺屋 一連(いちれん)」
アクセス
熊本市中央消防署の、明午橋(めいごばし)通りを挟んだ向かい。交通量の多い産業道路沿いに、そのお店はあります。
黄色い壁に赤い屋根、そして大きく書かれた「一連(いちれん)」の文字。初めてでも一目で見つけられる、印象的な外観です。
駐車場は店舗横に1台分。もし埋まっていても、近隣のコインパーキングを利用すれば駐車料金のキャッシュバックサービスがあるというので、車でのアクセスも安心ですね。
店舗を覗くと…
真っ赤なドアを開けると、笑顔で出迎えてくれるのは店主の江藤 裕美子さん。このお店をたったひとりで切り盛りし、メニュー開発も全てご自身でされているというので驚きです。
江藤さんは、熊本県飲食行生活衛生同業組合の女性部会の部長も務めていらっしゃる敏腕経営者でもあるそう。
店内はカウンター席のみ。
調理する江藤さんの真剣な眼差しや、気さくに話す笑顔を間近に感じられる、ライブ感あふれる空間です。
メニューは通常メニューに加え、昼と夜の限定メニューも充実しています。ランチは11時半から14時15分までで、お得なセットメニューが充実!
夜間はお酒を楽しむこともでき、ハッピーアワーは毎日17時半から18時45分まで、さらには夜限定の小鉢肴も提供されるのだとか…!
今回はランチメニューで一番人気だという「担々麺(太麺)」と、「特製油そば」の「から揚げ・白ご飯セット」を注文しました。
気になるお味は…?
●担々麵 950円(税込)
まずは担々麺から。
絶妙に調整された、癖になる刺激の辛さ。そこに味の染みたひき肉の旨味が溶け出し、中央の生卵を崩せば、全体がぐっとマイルドな味わいに。もちもちの太麺が、その濃厚なスープを余すところなく絡め取ります。
食べれば食べるほど、辛さの刺激と後に残る旨味の虜になってしまいます。
筆者はこの辛さに病みつきになりましたが、店主の江藤さんいわく、辛い人は辛いと感じるそう。
ちなみに、同じランチメニューにある汁なし担々麺はさらに辛いのだとか。
お次は特製油そばのランチセット。
●特製油そば ランチセット(からあげ2個・白ごはん)1,350円(税込)
油そばは、担々麺とは対照的に辛さはほとんど感じません。その分、特製のタレと香味油のコクがガツンと麺に絡み、箸が止まらなくなる美味しさ。ほろほろと崩れるチャーシューも唸るおいしさです。
セットのから揚げは、衣がサックサクで、噛めばジュワッと肉汁が溢れる王道の逸品。濃厚な麺の箸休めにぴったりなサイドメニューです。
季節限定のメニューも充実!
こちらのお店、実は毎年変わる期間限定メニューも魅力のひとつ。2025年の夏限定メニューは「冷やし中華」と「汁なし担々麺」。
特に冷やし中華は、昨夏あまりに好評だったため、復活を望む声に応えて今年も登場したという人気メニューです。
冷やし中華に使われるのは特注の卵麺。密度が高く、驚くほどもちもちの食感で腹持ちもいいのだとか。
夏季限定メニューの提供は、例年5月の連休明けから8月末頃まで。昨今の暑い気候を考えて、夏季限定メニューは早めに出しているそうです。
心もおなかも満たされる店、「一連」
心もお腹も満たす、店主の想いがこもった一杯。気さくな江藤さんとの会話も、この店の最高のスパイスです。
皆さんもぜひ、産業道路を通ることがあれば立ち寄ってみてください!
店名: 博多麺屋 一連(いちれん) 住所: 熊本県熊本市中央区大江4丁目10-4 電話番号: 096-363-5119 営業時間: [ランチ]11:30~14:15 定休日: 月曜日 一人当たりの予算: ¥1,000〜¥2,000 ※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。INFORMATION
[ディナー]17:30~21:00