
菊池|素材・空間すべてにこだわりがつまった、 体が喜ぶ “ご自愛ランチ”が味わえる古民家カフェ
半導体企業の進出で注目が集まっている地域のひとつ、熊本県菊池市。
今回、そんな菊池市にある古民家を改装し、健康と食材にこだわった体に優しい手作りのお料理が楽しめると噂の、野草カフェ&サウナ「月と小屋(つきとこや)」さんに行ってきました!
目次
野草や地元野菜、お肉など、素材にこだわり抜いた100%手作りの料理が特徴の野草カフェ&サウナ「月と小屋(つきとこや)」
お店までのアクセス
「月と小屋(つきとこや)」さんは、菊池神社から車で約2分、熊本市内から車で約40分のところにあります。
道沿いに設置してある大きな看板が目印です。
駐車場は店舗前に5台分あります。
古民家ならではの心落ち着く空間
築70年の古民家を改装した店舗は、日本の趣を感じる佇まいですね。
どこか懐かしいような雰囲気がありながら、オーナーさんのセンスが光るオシャレなインテリアと見事に融合し、落ち着いた空間が広がっています。
座席数は、和室にお座敷テーブル席が約10席ほど。
その隣には、フローリングのテーブル席が椅子やソファを含め10席あります。
そして、爽やかな風や、柔らかい日差しが差し込むテラス席も4席あります。
外の空気を感じながらお食事がより楽しめますね。
オーナーのこだわりがつまったメニュー
ランチメニューはこちら。
カフェメニューはこちら。
ドリンクメニューはこちら。
オーナーさんの想いの詰まったメニューをシェフが100%手作りで手掛ける渾身のお料理。
どれにしようか迷ってしまいますね。このほかに、テイクアウトメニューもあります。
目で見て楽しみ、食べてお腹も心も満たされる“ご自愛ランチ”が登場!
今回、筆者が注文したのは「手包焼売のせいろランチ 1,500円(税込)」です。
お料理が運ばれてくる前に運ばれてきたのは「ミキ」と呼ばれる乳酸菌飲料。
原料は「米とさつまいも」という、とてもシンプルなもの。古くから奄美大島に伝わるものだそうで、ヨーグルトのようなサッパリとした味わいです。
そしてこちらの「ミキ」は、なんと!
中学生で起業されたオーナーの娘さんの手作りで、食事の前のウェルカムドリンクとして提供してくださっていると聞き、大変驚きました !
さあ、いよいよ!せいろ蒸しが運ばれてきました!
プレートに美しく添えてある草花が、お料理をより華やかに魅せてくれます!
せいろの蓋を開けると、蒸気とともにお野菜のいい香りと彩鮮やかな野菜の数々。
目の前に広がる香りや光景が食欲をそそります!
上段には、メインとなる野草入りの手包焼売がゴロっと2つ。
そして彩り鮮やかなお野菜たち。
焼売のお肉は「香心ポーク」を使用し、野菜は地元産を使用しているとのこと。
調味料や薬味、タレまでも無添加というこだわり。
2種の自家製タレ(ポン酢/ゴマだれ)・自家製ラー油・ハーブ塩というラインナップ。
素材の味をより一層引き立てます。
そのまま素材の味を楽しむのもよし!タレや薬味でアクセントをつけて楽しむのもよし!
「次は何をつけてみようかなぁ〜」とワクワクしながらあっという間に食べ進めていきました。
焼売や野菜も、蒸されたことで素材本来の旨みがより強く感じられて、タレや薬味との組み合わせも楽しみながら、存分に味わいました。
下段には、酵素玄米とゆで卵が盛り付けられています。
酵素玄米とは、玄米を4日間炊いて発酵させることで栄養価を高めた食品だそうです。
ビタミンやミネラルが豊富で、食物繊維も多く含まれているのだとか。お米は、同じく菊池市にあります七城砂田産の「菊池源吾米」を使用。
ゆで卵は、これまた菊池市にあります「コッコファーム」さんの新鮮な卵を使用されているとのこと。半熟卵の加減が絶妙で、とても美味しかったです!
筆者は、酵素玄米のモチモチとした食感と、噛めば噛むほど甘味を感じる奥深い美味しさに、しっかりハマってしまいました!
お米を4日間も炊くなんて、ご自宅でなかなかできることではありませんよね?
お米の炊き上がりに納得がいかなければ作り直す、というほどのオーナーさんやシェフのこだわりに、これまた大変驚きました。
酵素玄米の感動的な美味しさ。皆さまにもぜひ1度召し上がっていただきたいです!
そしてもうひとつ、「2種のあいがけカレー 1,500円(税込)」を注文しました。
こちらは“スパイスキーマカレー”と“野菜たっぷり重ね煮カレー”という、なんとも贅沢な組み合わせ。
カレーのまわりには地元の旬の野菜を使った様々な副菜が美しく添えられています。これぞ眼福!
“スパイスキーマカレー”は、辛さの中にも甘みが感じられ、食欲が倍増します!
美味しさの秘密は、オリジナルブレンドのスパイスや豚肉・野菜の旨みが溶け込み、それらが絶妙なバランスで融合しているからだそう。
“野菜たっぷり重ね煮カレー”は、「重ね煮」という調理法で素材本来の甘みが凝縮されるよう、重ね方にもこだわって丁寧に作られたカレーだそう。水を使わずに野菜の水分だけで煮込んだ奥深い味わいを楽しめます。野菜不足の方にもピッタリですね!
ランチメニューのご飯は、酵素玄米または七分づき雑穀米のどちらかを選べます。筆者はもちろんここでも酵素玄米を選択しました。
どちらのカレーとの相性も抜群で、あっという間に完食しました!
色鮮やかに美しく盛り付けられた副菜も、ひとつひとつの材料や作り方にこだわりが感じられ、どれも大変おいしくいただきました。
食後のドリンクは、和紅茶をいただきました。
こちらも同じく、菊池市にあります「中山製茶」さんのものを使用されているとのこと。飲みやすくスッキリとした後味で食後にピッタリなドリンクでした。
“地産地消”、“手作り”をコンセプトにしたご自愛ランチ
“地産地消”と“手作り”をコンセプトに、すべての料理が素材や調理法にこだわって丁寧に作られており、1つひとつのお料理から、作り手の想いも伝わってきます。
自分への“ご自愛ランチ”。そして、地域の生産者さんにも愛される様子は、まさに“ご地愛”という言葉がピッタリ。食事を通して、味わい深い時間を過ごすことができました。
ちなみに、店内のテーブルやプレートの盛り付けに使われている植物は、お店に生えている草花を摘んで、ひとつひとつ丁寧に盛り付けられているとのこと。
目で楽しみ、お口で味わい、お腹も心も満たされるランチとなりました。ごちそうさまでした。
ランチは土日だけでなく平日もお客様が多く訪れるとのことで、お席の予約がおすすめだそうです。
カフェタイム以外にも様々なシーンで楽しめるのも魅力
今回はランチタイムで伺いましたが、カフェタイムやテイクアウトの利用も可能です。
また、毎週火曜日はお弁当の日とのことで、ご家族やお友達、おひとりさまでゆっくりと食事を味わったり、お弁当を購入して近くの公園でピクニックを楽しんだりと、さまざまなシーンでご利用いただけるかと思います。
また、「月と小屋」さんでは、さまざまなテーマで定期的にワークショップも開催されているそうですので、気になる方は公式SNSをこまめにチェックされることをおすすめします。
そして、カフェスペースと併設されている“プライベートサウナ”。こちらも連日満枠になるほど大盛況とのことです!
ぜひ今度はランチだけでなく、サウナも利用させていただき“ととのい”体験をしてみたいと思います!
お役立ち情報(リハビリ専門家目線の気になるポイント)
現金、クレジットカード、各種キャッシュレス決済での支払いが可能です。
リハビリの専門職でもある筆者は、車椅子ユーザーの方にも、そうでない方にもこの投稿を読んでいただき、お出かけの際に少しでもお役に立てればと思い、トイレや車椅子についての情報も記載させていただいております。
トイレ:2箇所あり(洋式)(男女共同) 段差あり
身障者用トイレ:なし
駐車場から店舗までの動線:車椅子移動可能。舗装された緩やかな傾斜のあるコンクリートの地面が数メートル。段差なし。
店内:段差あり 手すりなし(畳座席前の段差横に1か所あり)
車椅子での入店について:お店の方のサポートあり。予約時など事前にお伝えいただくとスムーズかと思います。店舗入り口からは段差があるため、テラス席側からの入店が可能とのこと。お食事はテラス席か、フローリングフロアのテーブル席がバリアフリーのためおすすめです。
「月と小屋」さんでお腹も心も満たされる“ご自愛タイム”を
ここまで素材や調理法にこだわったカフェがあるだろうかと思うほど、お店の方々の想いがこもった「月と小屋」さん。
お腹も心も満たされるお料理や空間を味わい、“自分へのご褒美”や“ご自愛タイム”に、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
INFORMATION
店名:
野草カフェ&サウナ 月と小屋
住所:
熊本県菊池市隈府1610-3
電話番号:
0968-41-3511
営業時間:
[ランチ]11:00〜14:00(OS/14:00)
[カフェ]14:00〜15:00(OS/14:30)
※天候や都合により、営業時間変更の場合あり
※最新情報はInstagram等SNSにてお知らせ
定休日:
月曜日(祝日の場合変更あり)
火曜日(テイクアウト&お弁当販売のみ営業)(祝日の場合変更あり)
一人当たりの予算:
¥1,000~¥2,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。