
湖東|温かい珈琲と一緒に謎解きを。本棚いっぱいにミステリー小説が並ぶ珈琲店
湖東にある、落ち着いた深緑の建物が特徴的なお店、「Ellery(エラリー)珈琲店」さん。
中には壁一面に広がる大きな本棚や1つひとつ丁寧に並べられたティーカップが!!
こだわりが詰まった店内で温かい珈琲と手作りデザート、そして、ミステリー小説を読みながら謎解きに挑戦してみませんか?
目次
扉を開けると本棚いっぱいの小説が!図書館のような珈琲店
動植物園や江津湖にも近く自然に恵まれた穏やかな町、湖東。
そんな湖東にゆっくりと読書が楽しめる珈琲店があります。
今回は「Ellery(エラリー)珈琲店」さんで季節のデザートや定番の人気メニューをいただきました!
アクセス
お店は東区の湖東にあります。
公共交通機関を利用する際は熊本市電の神水交差点駅から徒歩4分、熊本バスと都市バスの湖東町というバス停を降りて徒歩2分ほどです。
お店の横に駐車場もあり、6台分駐車することができます。
こちらのELLERYというロゴと可愛らしいコーヒーカップのマークが目印です。
湖東中学校の近くを歩いていくと、どこか異国情緒を感じさせる鮮やかなグリーンの建物が!
お店の看板やドアのガラスなど至る所にコーヒーカップのマークが散りばめられています。
さっそくお店に入ってみましょう!
本やティーカップがズラリ!クラシックで洗練された雰囲気の店内
お店に入って最初に目に飛び込んでくるのは壁一面の本棚!!
色とりどりの背表紙が本棚いっぱいに並べられています。ここだけ見ると、まるで古典的な図書館に来たような雰囲気…。
かと思いきや、反対側の壁にはティーカップがずらり!
色や大きさ、柄が1つひとつ違い、思わず見入ってしまいます。
お店の方によると「Ellery珈琲店」さんのティーカップやお皿にはこだわりが詰まっており、なるべく現在は販売していないもの、つまりレアものを中心に集めているそう。
そんな貴重なティーカップの数々から、なんと今回は特別にカップを選ばせていただきました!
じっくり眺めて、ひときわ目を引く空色のティーカップに!
こちらのカップはイギリスの「ウェッジウッド」という会社のもの。
よくみてみるとグリフィンという神話上の生き物が描かれています。
また今回いただいたプリンのお皿はティファニー、シフォンケーキのお皿はスポードという会社のものだそうです。
可愛らしいカップやお皿を眺めるだけでも楽しいですね!
メニュー
こちらがメニュー表です。
本日のシフォンはひと月ごとにラインナップが変わります。
私が伺った際は「抹茶と桜のシフォン」でした。
お店の定番!硬めプリンと季節のシフォン
今回は、人気メニューの「クラシックプリン」と「本日のシフォン」、そして「季節限定の春のブレンドコーヒー」をいただきました!
●季節限定ブレンドコーヒー 春のブレンド 700円(税込)
「Ellery珈琲店」さんのコーヒーのこだわりは「炭火焙煎」。
ほんのりと炭の香ばしさがあり、コクのあるコーヒーでした。
また、春のブレンドということで暖かい木漏れ日をイメージしているそうで、苦味の少ないすっきりとした味わいでした。
●クラシックプリン 300円(税込)
こちらは昔ながらの固めプリン!
ツヤツヤの黄金色のカラメルがたっぷりかかっており、何とも写真映えする見た目!
甘さは控えめでシンプルなプリンに、ビターな味わいのカラメルが相性抜群です。
固めのプリンなのでしっかりとした食感があり、食べ応えのあるプリンでした。
●本日のシフォンケーキ 桜&抹茶 二種盛り合わせ 500円(税込)
シフォンケーキを注文すると、カウンターの方からカシャカシャと何かをかき混ぜる音が。
何とお店の方が手作業で生クリームをかき混ぜてくれるんです!
「Ellery珈琲店」さんの生クリームには少量のラム酒が入っています。このこともあって生クリームの混ぜ加減が大事なのだとか。
直前にかき混ぜることでふんわりとした生クリームを楽しむことができます。
シフォンケーキは生地がフワッフワでフォークを入れるとシュワっと音がします。
桜のシフォンケーキは桜の葉を塩漬けにしたものが入っており、甘じょっぱいバランスが癖になる味です。
抹茶のシフォンには小豆がゴロゴロ入っており、ほんのりとした抹茶の風味と小豆がよく合う味でした。
コーヒーやお菓子と楽しむミステリー
「Ellery珈琲店」さんに並んでいる本は、ほとんどがミステリーやホラーもの。そして全てお店の方が集められたものです!
本棚の前で何を読もうか迷っていると、偶然お店と同じ名前の本を発見!
『エラリー・クイーンの冒険 著/エラリー・クイーン』
「いかれたお茶会の冒険」や「七匹の黒猫の冒険」などが収録されており、エラリーの周りで次々と起こる事件を推理していくお話です。
短編集になっており、ミステリー初心者の私でも読みやすい一冊でした。
ちなみにお店の方にもおすすめを聞いてみました。
●十角館の殺人 著/綾辻行人
●ラバー・ソウル 著/井上夢人
特に十角館の殺人はミステリー界の王道で、ミステリー好きなら誰でも知っているものだそうです。
ぜひ皆さんも読んでみてください!
こだわりが詰まった空間でゆっくりと謎解きを
イギリスの図書館をコンセプトにしている「Ellery珈琲店」さん。
壁一面にずらっと並ぶミステリー本や、色とりどりのティーカップなど唯一無二のお店です。
ぜひ皆さんも温かい珈琲とともに、ミステリー小説を読みながら謎解きに挑戦してみてください!
INFORMATION
店名:
Ellery(エラリー)珈琲店
住所:
熊本県熊本市東区湖東1丁目11-24
電話番号:
096-365-2700
営業時間:
11:00〜19:00
定休日:
水曜日
一人当たりの予算:
¥1,000〜¥2,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。