島崎|住宅街にひっそりと佇む、退廃美な異空間。ここでしか味わえない、心に残る一皿を

島崎|住宅街にひっそりと佇む、退廃美な異空間。ここでしか味わえない、心に残る一皿を

ふと、現実から離れたくなる日。
そんな日には、熊本の住宅街にひっそりと佇む「EL pôca(エルポカ)」さんを訪れてみてはいかがでしょうか。

扉の先に広がるのは、退廃的で美しい店内と、週替わりの心ときめくメニュー。

今回は、そんな幻想的な時間が過ごせるお店をご紹介します。

階段を下りると、そこはまるで異空間。食と空間が美しい物語を紡ぐレストラン「EL pôca(エルポカ)」

日常を抜け出して、幻想の世界へ

今回訪れたのは、「EL pôca(エルポカ)」さん。

熊本駅から車で約6分の場所にあります。駐車場はお店の前に3台、お店から50メートルほど離れた先に3台分のスペースがあります。

お店の入口へは、階段を下って向かいます。まるで住宅街から幻想の世界へ迷い込んでいくかのようで、思わずワクワクしてしまいます♪

矢印に従って進んでいくと「EL pôca」さんの入口が見えてきます。

お店に入る前から、まるで冒険が始まるかのような体験ができ、胸が踊ります♪

それでは、さっそく店内に入ってみましょう。

 

階段を降りたその先に広がる、静かで美しい夢の世界

扉を開けると、そこには退廃的な美しさが広がる、非日常の空間が待っていました。

ディスプレイの1つひとつが物語を語っているようで、どこかノスタルジックで幻想的。

薄暗く柔らかい光の中、優雅にゆっくりとした時間が流れています。

「EL pôca」さんの幻想的な店内でいただくお食事は、きっと忘れられない思い出となることでしょう。

 

その日、そのときのメニュー。週替わりのごちそう

「EL pôca」さんでは、曜日によって異なるスタイルのお食事を楽しむことができます。

木曜・金曜・土曜は、週替わりのパスタを、日曜にはapéro(おつまみのようなワンプレート料理)を提供。

週替わりのパスタは、毎週2種類。さらに、サラダや自家製チャバタ、デザートも用意されています。メニューの詳細は公式インスタグラムにて随時発信されていますので、訪問前にぜひチェックしてみてください。

「今週はどんなメニューが登場するんだろう」と、毎週の更新が待ち遠しくなります♪

 

知らなかった味に、心がほどけていく

今回いただいたメニューをご紹介します♪

自家製パンチェッタと春菊 豆腐のペペロンチーノ 1,800円(税込)
●ホルモンのラグーと春キャベツ トマトソース 1,800円(税込)
●セット(サラダ、チャバタ、ドリンク) 800円(税込)

まずは、「自家製パンチェッタと春菊 豆腐のペペロンチーノ」から。

筆者は豆腐を使ったペペロンチーノに出会ったのは初めてで、どのような味なのか全く想像がつきませんでした。いざ口にすると、豆腐の優しいまろやかさがパンチェッタの塩気と、春菊の香りと調和し、優しくも奥深い味わいに。

また、豆腐のふんわりとした食感と、春菊のシャキシャキ感、パスタ麺の歯ごたえといった食感のコントラストも楽しめるひと皿でした♪

次に、「ホルモンのラグーと春キャベツ トマトソース」。

“ラグー”とはフランス語で「煮込み料理」の意味。

「パスタにホルモンって合うのかな?」と一瞬驚きましたが、丁寧に煮込まれたホルモンは驚くほど軽やか。

爽やかなトマトソースや春キャベツのみずみずしさが合わさることで、全体的にさっぱりとした印象でした。

そして、セットとして付いてくるサラダ、チャバタも見逃せません。

サラダには人参ベースの自家製ドレッシングが使われており、ありがちな根菜のクセがなく、ほんのり苦みのある葉野菜との相性抜群。人参が苦手な方でもぺろりと平らげてしまう美味しさでした。

さらに、自家製のチャバタは、表面カリッと香ばしく、中はもちもち。パスタソースと合わせて食べると小麦の風味がフワッと広がり、メインの魅力をより引き立ててくれます。

セットドリンクとして、今回は「クラフトコーラ」「ジンジャーミルク」をチョイス。

どちらもオリジナルで丁寧にブレンドされており、特に印象的だったのが「ジンジャーミルク」。しっかりと甘さがありつつも、ジンジャーの風味が全体を引き締め、甘すぎず爽やか。ぜひ1度味わってみてほしいドリンクです。

●クリームブリュレ 季節のフルーツ添え 600円(税込)

お食事の最後を締めくくるのは、色鮮やかなデザート

苺は苺ソースとともにいただくことで甘みがより引き立ち、ほどよい酸味が加わることで全体的にさっぱりとした後味に。

そして、クリームブリュレは表面のカリッとしたキャラメルリゼと、中のとろっと濃厚なクリームが見事に合わさり、思わずうっとりしてしまう美味しさでした。

 

ここで過ごす、特別な時間

「EL pôca」さんは、以前「Leaf Factory」として衣料品を取り扱っていたお店。現在も、店内ではオリジナルブランド「el dôga」のアイテムが販売されています。

退廃美が息づく、幻想的な異空間「EL pôca」さん。そんな非日常の空間で味わうひとときは、日々の騒々しさを忘れさせてくれるような、心に残る体験となるでしょう。

ぜひ皆さんも「EL pôca」さんに足を運んでみてはいかがでしょうか。

INFORMATION

店名:

EL pôca(エルポカ)

住所:

熊本県熊本市西区島崎三丁目17-45

電話番号:

090-5294-8518

営業時間:

11:00~15:00(L.O 14:30)
※日曜日は予約のある場合のみ営業

定休日:

月〜水

一人当たりの予算:

¥2,000〜¥3,000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

WRITTEN BY
ICHIMI

ICHIMI

辛いもの大好きIT系専門学生のICHIMIです! 特技はダンス、趣味はアンティーク雑貨集め♪アルバイトでコツコツお金を貯めて雑貨を買い漁ってます。いつかヨーロッパの蚤の市を巡りたいなと思っております♪みなさんには私の好きな辛い食べ物や素敵なカフェを紹介していきます!